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治療・予防歯科
アゴが外れた方 ご相談ください
こんにちは 水野歯科クリニックです。 顎(あご)が外れてお困りの方もご相談ください。 急に顎が痛くなったり、口を開けることができなくなると、びっくりしますよね。 早く治しましょう。 時間外や休日も、できるだけ対応しますので、 ご連絡ください。 電話📞 0568-90-5880 水野歯科クリニック 北名古屋市西之保犬井190 院長 水野
歯の定期健診✨アニメーション
こんにちは 水野歯科クリニックです。 健康な歯と口は、日々の食事を楽しむためだけでなく、素敵な笑顔を作り、全身の健康を維持するためにも重要です。 素晴らしい人生を送るためには、かかりつけの歯科医院で定期的に歯科健診を受けることが大切です。 HAL名古屋と愛知県×愛知県歯科医師会がコラボしたアニメーションもぜひご覧ください。 定期健診のアニメーションはこちら 歯科健診の内容 歯科健診では以下のようなことが行われます ✅むし歯の進行状況のチェック ✅歯ぐきや口の粘膜の健康状態のチェック。 ✅正しいブラッシング方法の指導 ✅かぶせ物や詰め物の異常のチェック 悪くなってからではなく、悪くならないために定期的に受診することが重要です。 かかりつけ歯科医の大切さ すぐに相談できる「かかりつけ歯科医」を持ち、定期的に健診を受けている人は、歯と口の健康を良好に保つことができます。 かかりつけ歯科医は、あなたの歯と口の状態を把握し、健診の頻度や必要なケアについて相談に乗ってくれる心強いパートナーです。 歯周病とは 歯周病は、プラーク(歯垢)中の歯周病菌が歯肉に炎症を引き起こし、徐々に歯周組織を破壊する細菌感染症です。 これは人類史上最も感染者数の多い感染症として知られています。 ギネス・ワールド・レコーズに載っているほどです。 歯周病と全身の関係: 歯周病は糖尿病や動脈硬化とも関係があることが分かっています。 定期的な歯科健診やメインテナンスは、歯と口の健康だけでなく、全身の健康維持・増進にも繋がります。 まとめ 健康を維持し、毎日の食事を美味しくいただくためには、歯と口の健康状態が良好であることが不可欠です。 歯と口の健康が、あなたの素晴らしい人生を支える重要な要素となります。 愛知県歯科医師会 定期健診 当院は5月18日土曜日、19日日曜日も通常診療🌟しております。 お気軽にお問い合わせください✨
歯医者のレントゲンは安心☆
こんにちは、 水野歯科クリニックです。 虫歯や歯周病などの検査には、レントゲン撮影が必須ですが、 『放射線による被曝が心配!』と不安な方もおられるでしょう。 当院で歯科治療で行うエックス線撮影による被曝線量は次の程度になります。 歯科用CT:0.1mSv 歯科用パノラマエックス線:0.03mSv デンタル撮影:0.01mSv 一般的に大きなレントゲンの撮影は1年に1回あれば十分ですので、自然被曝量にあまり影響を与えないと考えて良いです。 水野歯科クリニックでは、少しでも被曝線量を減らせるように、きちんとした計画のもと撮影を行うことを心がけています。 実は、日常生活を送っているだけでも放射線に被曝していることをご存知でしょうか? これを「自然被曝」と言います。 歯科でレントゲンを撮影するよりも、東京―ニューヨークを飛行機に乗って旅行に行くほうがはるかに放射線を浴びているようです。 航路線量計算システム (JISCARD) 飛行機での宇宙被ばく線量を計算できるサイトでは、目的地を設定して宇宙被ばく量を計算できます! また、愛知県でも空中の自然放射線を測定しており 原子力規制庁のウェブサイトにて10分毎に公表しています。 https://www.erms.nsr.go.jp/nra-ramis-webg/# ちなみに4月21日の夜の一宮の結果です よく言われているのは日本全国にあるパワースポットといわれる場所はかなり放射線量が強いことが知られています。 あと、患者様からよく質問として聞かれることは 「妊娠中でもレントゲン検査は大丈夫ですか。」 「子どもにレントゲン検査は必要ですか。」 「ほかの医院でレントゲンを撮影したけど短期間でまた撮影しても大丈夫か。」 基本的には鉛の入った防護エプロンをかけていますし上記のように線量が少ないので問題はないです。 また、歯ぐきやあごの骨の中を切開せず非侵襲的に検査する方法はレントゲン検査だけです。 被ばくによるデメリットより検査結果による有益性の方が上回ります。 https://www.aichi-med-u.ac.jp/hospital/sh15/sh1503/sh150301/sh15030101/sh15030101_16.html#:~:text=%E7%B5%90%E8%AB%96%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A8%80%E3%81%88%E3%81%B0%EF%BC%8C%E5%A4%A7%E4%B8%88%E5%A4%AB,%E7%9A%84%E3%81%AA%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82 いろいろと誤った情報がネットを駆け回っております。 冷静にきちんとしたプロの意見を参考にした方が良いと思います。 被ばく線量の比較 環境省 東京都歯科医師会 愛知県北名古屋市西之保犬井 歯科用CT認定医 院長 水野敦之
5月6日は「ゴムの日」!
こんにちは、水野歯科クリニックです。 本日GW最終日の5月6日は「ゴムの日」だそうです。 完全に語呂合わせですね(笑) ゴムについてですが、ゴムノキ(ゴムの木)の樹液(ラテックス)から作られる天然ゴムと人工的に合成される合成ゴムがあり。 ゴムノキとは、ラテックスを採取できる樹木の総称で、様々な種類が存在する。産業的に天然ゴムの原料として重要なパラゴムノキは、アマゾン川流域が原産で、名前の「パラ」は原産地であるブラジル北部のパラ州に由来する。現在、ゴムのプランテーションは多くが東南アジアで、マレーシア、インドネシア、タイの3ヵ国で全体の約70%の生産量となっている。 https://zatsuneta.com/archives/105061.html 雑学ネタ帳より そうです。 なぜこのゴムを取り上げたかというと 医療従事者は診療の際にゴム手袋をしています。 しかし、このゴムはアレルギーが出やすく皮膚疾患を引き起こすことが知られております。 これをラテックスアレルギーと言います。 かくいう院長もラテックスアレルギーです。 昔はアレルギーが発症していなかったのですが長年診療に使っていたことによりついに症状が出てしまいました。 いままで全くそんな症状がなかったのですが、つい最近になりラテックスの手袋をすると手首に痒みと湿疹が出たので内科で検査をすると アレルギーの陽性反応が出ました。 長年皮膚につけていたものがアレルギーになる。 これが経皮感作です。 https://www.machida.tokyo.med.or.jp/?page_id=11595 経皮感作について 町田歯科医師会より なお、ラテックスアレルギーの有病率は、医療従事者で9.7%、頻回の手術歴を有する患者で7.2%、一般成人で4.3%の割合 ですので医療従事者はちょくちょく見かけます。 https://www.latex-gl.jp/ch11/ 日本ラテックスアレルギー研究会より この経皮感作ですが、ラテックスだけでなく金属でも起きることが知られており、 お笑い芸人の「なんて日だ!」と突っ込みをされる方も金属アレルギーを持っていることを公表されております。 ラテックスアレルギーはひどい方だと、ゴム手袋でさわられたところが赤くなり痒みが出てしまうぐらいです。 当院では院長がラテックスアレルギーということもあり、基本的にニトリルグローブという合成ゴムからできており天然ゴムのラテックスアレルギーの方でも使用できる手袋で診療を行っています。 歯科医院で治療のたびに頬や歯茎、舌がかゆくなるという方は一度ご相談ください。 院長 水野敦之
歯と骨粗しょう症
みなさん、こんにちは 水野歯科クリニックです。 今回は歯と骨粗しょう症についてお話ししたいと思います。 骨粗しょう症とは 骨密度の低下によって骨がもろくなり、骨折しやすくなる病態です。 前回、骨のリモデリングについてお話をしましたが、 骨粗しょう症の方は、骨が作られるスピードより骨が壊されるスピードのほうが速くなり骨が弱くなります。 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/08-%E9%AA%A8%E3%80%81%E9%96%A2%E7%AF%80%E3%80%81%E7%AD%8B%E8%82%89%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E9%AA%A8%E7%B2%97%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E7%97%87/%E9%AA%A8%E7%B2%97%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E7%97%87#:~:text=%E9%AA%A8%E7%B2%97%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E7%97%87%E3%81%A8%E3%81%AF,%E7%8F%BE%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 MSDマニュアル家庭版 骨粗しょう症とは より 歯科とは無関係のように思われますが、実は大きく関係しています。 一番言われていることは 骨粗しょう症の薬を飲むと歯を抜けなくなる。 じつはこれ、一昔前までは当たり前でした。 骨粗しょう症の薬の中の一種であるBP製剤(ビスホスホネート系)の薬を服用しているときに歯を抜いたりすると骨が腐ってしまう BRONJ(ビスホスホネート系薬剤関連顎骨壊死群)が起こるといわれていました。 骨粗しょう症の薬は骨のリモデリングを止める役割があります。 歯を抜いた際に傷口の中には骨が丸見えになります。 傷口は歯肉と骨と両方治癒するのが普通ですが、骨粗しょう症のお薬を服用している方は骨のリモデリングが止まっているため骨の治りが悪く感染を起こすことがあります。 これがBRONJの機序と言われています。 なので一時期、歯科医師たちはこのBP製剤を悪魔の薬と揶揄しており、 整形外科に通院しているというだけで 大きい病院に行ってくれ うちでは見れない といったことが起きておりました。 しかし現在ではBP製剤以外にも顎骨壊死をひき起こす薬がいくつかあり デノスマブ(Denosumab)に関連する顎骨壊死(Denosumab-related osteonecrosis of the jaw: DRONJ)を包括して 骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(Anti-resorptive agents-related osteonecrosis of the jaw:ARONJ)という。 BP製剤やデノスマブに限らず、血管新生抑制薬(bevacizumab、sunitinib、rapamycin、Sorafenib tosylateなど)を含めた薬剤の副作用による顎骨壊死 を薬剤関連顎骨壊死(Medication-related ONJ: MRONJ)ということもある。 https://www.jsop.or.jp/atlas/alveolar-bone_jaw-lesions/aronj/ 口腔病理基本画像アトラス 骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(ARONJ)より このようにいくつかほかのお薬でも起こることがわかっています。 その後いろんな研究結果により BRONJの発生頻度は、注射剤で0.1~10%,経口剤で0.001~0.005%程度 chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinshumedj/58/5/58_5_201/_pdf/-char/en#:~:text=BRONJ%E3%81%AE%E7%99%BA%E7%94%9F%E9%A0%BB%E5%BA%A6%E3%81%AF%EF%BC%8C%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E5%8F%A3%E8%85%94%E5%A4%96%E7%A7%91%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E3%81%AE,%EF%BC%85%E3%81%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82 BRONJ発生状況に関するアンケート調査より ということがわかってきましたので 日本口腔外科学科よりこのようなやり方・手順で治療を行ってくださいという指標(ポジションペーパー)が2012年に出されました。 https://www.jsoms.or.jp/medical/work/guideline/bisphos01/ 顎骨壊死に関するポジションペーパー これにより服用開始から3年以内は休薬なし。 休薬しないといけない患者さんは3カ月休薬する。 という診断および治療方針を取ることになりました。 また、整形外科のほうでも歯科医に敬遠されるということで 最近はBP製剤よりもVD製剤(活性型ビタミンD製剤)を処方されることが多くなっています。 医療の進歩は本当に早いです。 技術や知識は荷物にはなりません。 常にアップデートし続けないと患者さんに失礼で不利益を被ってしまうと私は思っています。 お口の中に関すること、いつでもご相談ください。 院長 水野敦之
歯が割れる
みなさん、こんにちは。 水野歯科クリニックです。 本日は歯が割れることをテーマにお話をしたいと思います。 歯が割れる 嫌な響きですね。 歯に大きな力がかかると歯が割れてしまうことがあります。 歯が割れてしまう原因は大きく2つに分けられます。 ひとつは外傷など外側から大きい力が加わることによる破折で もうひとつは歯の亀裂などが前段階にあり、通常の自分自身の噛む力で生じる破折です。 外傷による歯の破折は、スポーツ、交通事故、転倒、暴力行為など、歯が耐えれない衝撃力が加わることによっておこります。 一方、咬む力だけでおこる破折は、かむ力が歯の破折への抵抗力を超えることによっておこります。 歯の抵抗力は、むし歯などによる欠け具合や、日常のかむ力で亀裂が進むことなどによって減少していきます。 「亀裂」が、咬むことによって進んでいき、やがて「破折(割れる)」という状態になってしまいます。 よく手や足の骨が折れるとギブス(副木)をしますよね。 あれは骨には自動で修復する作用があるからです。 骨は常に古い骨を壊して、その場で新しい骨を作るということを繰り返しています。この骨の入れ替え作業を「骨のリモデリング(骨の代謝)」と言います。 骨のリモデリングには、「破骨(はこつ)細胞」と「骨芽(こつが)細胞」という2つの細胞が働きます。まず、破骨細胞が古くなった骨の表面にはりついて、骨を溶かします(この働きを骨吸収(こつきゅうしゅう)と言います)。次に骨が溶かされた所に骨芽細胞がたんぱく質やカルシウム、リンといった骨の成分を分泌して、新しい骨を形成します(この働きを骨形成(こつけいせい)と言います)。この破骨(はこつ)細胞と骨芽(こつが)細胞が協働して、骨は正常な強度が保たれます。 骨は、2か月から5か月までかけて作り直され(リモデリング)、1年から4年までの周期でこれを繰り返すと言われています。また、1年間でおよそ20パーセントの骨がリモデリングされていると言われています。 https://www.city.noda.chiba.jp/kurashi/fukushi/hoken/1017562/1018425.html#:~:text=%E9%AA%A8%E3%81%AF%E3%80%812%E3%81%8B%E6%9C%88,%E3%81%A8%E8%A8%80%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=%E3%81%93%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%80%81%E3%81%A4%E3%81%BE%E3%82%8A%E9%AA%A8,%E9%AA%A8%E7%B2%97%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E7%97%87%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82 参考 千葉県 野田市 市報 骨の中身は常に変化している(市報のだ11月15日号掲載) 骨にはこのリモデリング作用があるため亀裂が入ったり折れても元に戻る作用があります。 しかし、歯にはそんな素晴らしい作用はありません。 なので折れると困るのです。 噛みしめ食いしばりを指摘しても、昔から大丈夫だから今も大丈夫だと言う方もおられます。 また、癖だからと氷をがりがり食べたり、梅干しの種やポップコーンに入るを噛んで割ったりするかたもおられます。 昔は大丈夫だったかもしれませんが、亀裂が入っていたら危険です。 よくこのことを知らない方も多いです。 もちろん亀裂があるからといって すぐにその歯が割れてしまう。 とか 抜かないといけない。というわけではありません。 最近では割れていても腫れたり痛みなど症状がなければそのままにしておくケースも多々あります。 口の中は目に見えない部分が多いです。 定期的に歯科医院でお口の中をチェックしましょう☆ 水野歯科クリニックではいつでもお困りごとや相談事を受け付けております。 お気軽にご相談ください☆ 水野歯科クリニック 院長 水野敦之