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#自家歯牙移植
1/14自家歯牙移植 親知らずの移植 CEセミナー30周年記念特別講演会
セミナー参加のため、1/14日曜日は休診しました。 当院ご利用の患者様には、大変ご迷惑をお掛けいたしました。 今回は月星先生ののCEセミナーで、自家歯牙移植と矯正治療がテーマでした。 自家歯牙移植とは・・・ 歯を失った部分を補う治療として多くの歯科医師がご提案する治療法は、 主に「ブリッジ」か「入れ歯」か「インプラント」ですが、 当院では親知らずなどの余分にある歯を失った部分に移植する「自家歯牙移植」という治療方法もご提案しております。 当院ではデジタル機器を使用しますので、より安全に手術を行うことができます。保険適応診療が可能な場合があります。 ワルシャワ医科大学矯正科教授Ewa Czochrowska、 Team RotterdamのDick Steve Barendregt(歯周治療専門医) Edwin Eggink(歯内治療専門医) Manfred Leunisse(矯正治療専門医)をはじめとしたヨーロッパの講師の講演があり、 いかに歯牙移植が歯科治療の中で重要な部分を占めていることか再認識いたしました。 また日常の臨床治療に取り入れ患者様にフィードバックしたいと思います。 歯牙移植は自費診療でしかできないと思われがちですが、 当院ではほとんどのケースを保険診療で行っております。 詳しくはお問い合わせください。 愛知県北名古屋市西之保犬井190 水野歯科クリニック 院長 水野 0568-90-5880
「親知らず」が使える人もいます
こんにちは水野歯科クリニックです。 みなさん親知らずはありますか? 「失った奥歯の回復に親知らずが使えますよ」 とお話しすると 『え、自分の親知らずがインプラントの代わりに使えるの?』 と驚かれることがよくあります。 親知らずを移植するポイントは、 親知らずをきれいに傷つけずに抜歯できること 移植後の固定がしっかりできること 世界標準の根管治療ができること 被せ物がしっかりできること 歯牙移植の詳細な知識を持っていること など が挙げられそういったことをきちんとわかっている歯医者さんを選ぶことが重要になります。 当院では歯牙移植の成功率を高める取り組みを行っています。 歯牙移植術の成功率をの大きく左右するポイントは 一度抜いた歯をいかにしてダメージを少なくするか。 といわれており、 具体的には 丁寧な抜歯 口腔外に抜いた歯をなるべくさらさない この二つが挙げられます。 術前にCTから3Dレプリカを作製し、移植を短時間に行うことでドナー歯のダメージを最小限に抑えます。 移植後の根管治療では、Ni-Tiファイルという折れにくいものを使用しております。 インプラントはどこまでいっても人工の異物です。 自分の組織であれば拒否反応が起こることはありません。 ただし、感染が起きてしまうと固定できなくなってしまいますがこれはインプラントも同様です。 当院での歯牙移植は、現在のところ保険診療でカバーできる範囲を施術しておりますが場合によっては保険診療範囲外の歯牙移植も行います。 歯でお困りの方は一度当院までご相談ください。 院長 水野敦之
インプラントと自家歯牙移植について
〈インプラント治療について〉 当院のインプラント手術の特徴としては 手術用ガイド(下の写真の半透明のマウスピースのようなもの)を使った 100%ガイデットサージェリーで手術を行うことです。 手術用ガイドを使ったガイデットサージェリーとは何か? 下の写真は、残っている歯や歯茎の上に半透明の手術用ガイドを乗せ、インプラントを入れているイメージ図です。 インプラント体のうちの人工歯根(フィクスチャー)は歯の頭の部分(上部構造物)とほぼ一直線に並ぶことが理想です。 よって、インプラント手術をする前から噛み合わせのことを考慮しなければなりません。 また、インプラントを入れる骨の奥には上顎には鼻の穴の空洞(上顎洞)、下顎には大きい神経と血管(下歯槽管)などがあります。 顎の高さや幅など様々なことを考えながらインプラントを三次元的に理想の位置に入れなければなりません。 そこで、三次元的に骨の状態を撮影できるCTとIOS(口腔内スキャナー)を利用してコンピューター上で一番理想的な位置角度でインプラントを入れるシミュレーションを行います。 これにより一番理想とされる位置を設定し、そこにしかインプラントを入れることができないような道具を使う。 それが手術用ガイドを使ったガイデットサージェリーです。 従来のインプラント治療は「手探りしながら経験だけで、何となくこの辺にインプラント入れればいいだろう。あとは歯科技工士さんが、かぶせ物作るからそこに任せたよ。」 という時代でした。 しかし、従来法では重篤な有害事象や嚙み合わせがあわないことが多々あり、手術前にしっかりとシミュレーションを行うことの重要性が叫ばれてきました。 その中で今、デジタルの恩恵を一身に受けているのがインプラント治療におけるガイデットサージェリーです。 この道具を使えば歯茎を切らずにインプラントを入れることができ(一部骨を作る手術を併用する場合を除く)手術時の傷が小さいため、痛みも少なく安全かつ手術時間も格段に短くなりました。 ただ、この道具は他院では、歯科技工士さんに製作を依頼することが多く技工料金が2万円~5万円ほどかかります。 水野歯科クリニックの技工室には、手術用ガイドを作製するソフトと3Dプリンターがあるので他の歯科医院よりもインプラント治療の金額を安く設定しております。 もちろん難しい場合は歯科技工士さんと相談して手術用ガイドを作る場合もあります。 〈自家歯牙移植について〉 この方法を応用して自家歯牙移植も行っております。 昔ながらの方法よりも格段に手術時間も短くなります。 手術用ガイドを使うことによって、理想的な位置に早くドナー歯を移植することができ、10年後の歯の生存率に左右されるといわれるドナー歯の口腔外暴露時間が圧倒的に短くなっております。 自家歯牙移植について ←クリックするとブログに移動します。 気になる方は、お気軽に当院スタッフまでお尋ねください。 お待ちしております。(^^)/ 水野歯科クリニック 院長 水野敦之
きたなごや RUNフェスタ2023
こんにちは、水野歯科クリニックです。 令和5年3月4日にRUNフェスタがあります。 会場は、水野歯科クリニックのすぐ近くです!! 北名古屋市文化の森 物語の広場 (名古屋芸術大学アートスクエア東) 北名古屋市法成寺蔵化110番地 申込期間の終了が近づいてきました! 市内在住・在勤・在学及び市の関係団体に所属する方のみ 令和5年1月6日(金)~1月31日(火) 素敵な参加賞も貰えるそうです! パン(フジパン㈱提供) フェイスタオル(今治タオル) スポーツドリンク(小林産婦人科提供) エンジョイランの部(1人で1kmを走り切れる小学1年生以上)では、仮装して走ることも可能だそうです☆ きたなごや RUNフェスタ2023 楽しみですね! 運動を習慣的におこなう人は、口腔ケアも心がけると良いですよ。 口腔ケアは、良いパフォーマンスを発揮するうえでも重要です。 運動中、口呼吸になると口の中が乾燥し、さらに糖質が虫歯菌のエサとなって虫歯リスクが高まることが知られています。 また、ハードな運動した後は、体の抵抗力が低下して感染症にかかるリスクが高まります。 実際、フルマラソンをした後は風邪やインフルエンザなどの上気道感染を起こしやすくなるという報告もあり、口腔内においても感染リスクが高まり、歯周病が悪化しやすくなることがわかっています。 体調管理に加えて、ぜひ今日からブラッシングを基本とした口腔ケアも徹底して、全身と歯の健康を目指しましょう。 口腔ケアがいいパフォーマンスにつながる 定期的な歯科検診やクリーニング、スポーツマウスガードの作製についても、ご相談お待ちしております☆ 水野歯科クリニック 薬剤師・第二種歯科感染管理者 水野
自家歯牙移植について ”親知らず”の自家歯牙移植
おはようございます。 水野歯科クリニックです。 今日は患者様からのお問い合わせの多い自家歯牙移植についてお話ししたいと思います。 歯が虫歯や歯周病・破折などによって歯を抜かないといけないと診断された場合、どのようにそれを治療すると思いますか? よく言われるものが 入れ歯(義歯) ブリッジ インプラント この三つを治療法として歯科医師から提示されることが多いと思います。 しかしもう一つやり方があります。 それは自家歯牙移植です。 いままで抜いていなかった親知らずを使って歯を補うやり方です。 もちろん親知らずがあることが前提ですが、他にも虫歯になっていないことや歯周病に感染していないことなどいくつか条件があるので一概にすべての症例で適応可能ではありませんが、可能なケースは多いです。 こちらの患者さんは左下の歯の頭が取れてしまい、おまけに歯の根も割れてしまっていました。 他の歯科医院では抜いてそのままにする。もしくはインプラントかブリッジか。というお話だったそうですが、当院でCTなどの検査を行ったところ移植ができると診断したので移植術を行いました。 元々の親知らずがかなり長かったので少し短くしたりといろいろと修正することはありましたが基本的には親知らずさえ割らずに抜ければ入れることが可能です。 こちらの患者様は以前に他の歯科医院で歯を抜いてからその部分をどうしようかと迷っておられて当院に相談に来られた方です。 この方もCT等で検査を行い移植可能と診断をしたので同じ右側の親知らずを抜いてそのまますぐに移植をしました。 この方は術前検査をしっかり行い、親しらずもすぐに抜けたので手術時間は20分ほどで終えることができました。 移植術自体は昔からある治療で保険診療でできるケースもありますがあまり浸透していません。 理由は成功率が悪いことと時間がかかることが要因と考えています。 しかし、当院ではCTだけでなく3Dプリンターやデジタル機器を活用することにより、安全で簡便な移植術を行っております。 術前にしっかりと診査診断を行い移植することができれば、ブリッジのように健康な隣の歯を削らず、インプラントのように金属のねじを入れることなくご自身の臓器を使って噛むことができます。 保険診療が適応される場合もありますので、興味のある方は一度当院までご相談いただけると幸いです。