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#自家歯牙移植
新型たばこ(電子たばこや加熱式たばこなど)について①
おはようございます。 今回は少し歯科にかかわるお話をしたいと思います。 歯科医院に患者さんが来られた時、歯周病治療の問診聴取の一つに喫煙の項目があることが多いです。 当院でも喫煙をされている方には1日の喫煙本数をお聞きしたり喫煙年数や紙巻きたばこや電子タバコなど種類をお聞きします。 歯科医院では現在禁煙治療をすることはできませんが禁煙指導はできますので歯周治療中にお話をさせてもらうことがあります。 患者さんとお話をしていく中でよく耳にするのが 電子タバコや加熱式たばこなら肺がんや歯周病になりにくいんでしょ? この言葉をよく耳にします。 文献によると 加熱式たばこの主流煙にホルムアルデヒドなどの発癌物質、アクロレインなどの毒性物質・刺激性物質が紙巻きたばこと同様に含まれていたことが示された。 JAMA Intern Med. 2017 Jul 1;177:1050-2 とあります。 アイコスを販売する米フィリップ・モリスは、通常の紙巻きたばこより有害性が低くたばこ関連疾患の発症リスクも低いとして、米食品医薬品局(FDA)に「リスクが軽減されたたばこ製品(MRTPs)」として承認申請中だが、FDAのたばこ製品の諮問委員会は、アイコスについて「紙巻きたばこと比べて、たばこに関連する疾病リスクを低減できる充分な証拠は得られなかった」とする見解を公表している。 と海外では報じられています。 それどころか電子タバコの中に重大な肺疾患を誘引する物質が含まれていると米国ではCNNにて報じられました。 Breakthrough in CDC vaping illness investigation: Vitamin E acetate linked to THC may be to blame このように紙巻きたばこよりも肺がんや歯周病になりにくいという根拠は全く示されていません。 (タバコ会社が出したデータでは有害成分が少なくなっているらしいですが。。。) 歯科医師として喫煙は歯周病治療やインプラント治療の成功率にかなり影響を与えることが一番に頭に浮かびますが、やはり医療人としては全身的な影響や若年者や子供への影響のほうが心配になります。 若い方たちの間ではファッション感覚でケースや喫煙を楽しんでいる方もおられるようですが、周囲の方への配慮やご自身の健康も考慮してほしいと思います。 もし禁煙について相談したいことがあれば当院にいつでもご相談ください。 引用文献 記事 2018/02/01日経メディカル 「新型たばこならいい?」にどう答える 2019/03/04日経メディカル 加熱式たばこと湯船の中でされたおしっこ 2019/02/15日経メディカル 本当に加熱式・電子タバコは吸っていいのか? 2019/04/05日経メディカル 電子たばこの使用は卒煙へのプロセスなのか? 2019/12/13DIオンライン 電子タバコによる疾患の原因は何?
CTを設置いたしました
こんにちは、水野歯科クリニックです。 朝晩がどんどん冷え込む季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか? 先日いろんなメーカー様がいらして、治療のための機器類を納品・設置していただきました。 その中で今回は歯科用CTをご紹介させていただきます。 当院ではRAY社の最新のCTを導入しています。 これにより現在の歯科医療の診査診断の精度や治療の安全性が格段に向上しました。 歯の根が横向きにあって神経と近くに接していても3次元的に離れていることが確認できれば安全に抜くことができます。 また、歯の根の治療の際に見つけることが困難な神経がある場合も難なく探し出すことができます。 CTの画像を応用して安全でスピーディーな自家歯牙移植やインプラントも行うことができ、当院の治療には欠かすことができない機材です。 当院の院長はADI先進歯科画像研究会の歯科用CT認定医を取得しています。 内覧会でぜひとも見学にいらしてください。