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#インプラント
日本口腔インプラント学会 第43回関東・甲信越支部学術大会
こんにちは 水野歯科クリニックです。 日本口腔インプラント学会のため、2月24日、25日は休診しておりました。 当院ご利用の患者様には、大変ご迷惑をお掛けいたしました。 公益社団法人日本口腔インプラント学会 第43回関東・甲信越支部学術大会 インプラントの技術や道具は世界で日々進歩しているので、知識のアップデートが重要で今回も参加する機会をいただけて感謝しております。 水野歯科クリニック 愛知県北名古屋市西之保犬井190 0568-90-5880 院長 水野
3Dプリンターをインプラントや歯牙移植に使用しています☆
こんにちは、水野歯科クリニックです。 写真の手に持っている模型は、当院の3Dプリンターで作られたものです。 当院では、 インプラント手術のためのガイド 自家歯牙移植の際のレプリカ 顎模型 仮歯 など幅広く使用しています。 インプラントは、歯を失った部分に人工の歯根を埋入し噛めるようにする治療です。 当院では安全で確実な手術を行うために3Dプリンターを用いたガイデッドサージェリーを行います。 PC上でインプラント手術のシミュレーションを行い、そのまま治療に置き換えることができます。 自家歯牙移植は、親知らずや埋まっている歯などを失った部分に移植する治療法です。 またご希望の患者様には、データ化された歯型やレントゲンで撮影したあごの骨、 歯茎の中の親知らずなどを模型にして わかりやすくご説明いたします。 ぜひご相談お待ちしております。 水野歯科クリニック 院長 水野敦之
インプラントと自家歯牙移植について
〈インプラント治療について〉 当院のインプラント手術の特徴としては 手術用ガイド(下の写真の半透明のマウスピースのようなもの)を使った 100%ガイデットサージェリーで手術を行うことです。 手術用ガイドを使ったガイデットサージェリーとは何か? 下の写真は、残っている歯や歯茎の上に半透明の手術用ガイドを乗せ、インプラントを入れているイメージ図です。 インプラント体のうちの人工歯根(フィクスチャー)は歯の頭の部分(上部構造物)とほぼ一直線に並ぶことが理想です。 よって、インプラント手術をする前から噛み合わせのことを考慮しなければなりません。 また、インプラントを入れる骨の奥には上顎には鼻の穴の空洞(上顎洞)、下顎には大きい神経と血管(下歯槽管)などがあります。 顎の高さや幅など様々なことを考えながらインプラントを三次元的に理想の位置に入れなければなりません。 そこで、三次元的に骨の状態を撮影できるCTとIOS(口腔内スキャナー)を利用してコンピューター上で一番理想的な位置角度でインプラントを入れるシミュレーションを行います。 これにより一番理想とされる位置を設定し、そこにしかインプラントを入れることができないような道具を使う。 それが手術用ガイドを使ったガイデットサージェリーです。 従来のインプラント治療は「手探りしながら経験だけで、何となくこの辺にインプラント入れればいいだろう。あとは歯科技工士さんが、かぶせ物作るからそこに任せたよ。」 という時代でした。 しかし、従来法では重篤な有害事象や嚙み合わせがあわないことが多々あり、手術前にしっかりとシミュレーションを行うことの重要性が叫ばれてきました。 その中で今、デジタルの恩恵を一身に受けているのがインプラント治療におけるガイデットサージェリーです。 この道具を使えば歯茎を切らずにインプラントを入れることができ(一部骨を作る手術を併用する場合を除く)手術時の傷が小さいため、痛みも少なく安全かつ手術時間も格段に短くなりました。 ただ、この道具は他院では、歯科技工士さんに製作を依頼することが多く技工料金が2万円~5万円ほどかかります。 水野歯科クリニックの技工室には、手術用ガイドを作製するソフトと3Dプリンターがあるので他の歯科医院よりもインプラント治療の金額を安く設定しております。 もちろん難しい場合は歯科技工士さんと相談して手術用ガイドを作る場合もあります。 〈自家歯牙移植について〉 この方法を応用して自家歯牙移植も行っております。 昔ながらの方法よりも格段に手術時間も短くなります。 手術用ガイドを使うことによって、理想的な位置に早くドナー歯を移植することができ、10年後の歯の生存率に左右されるといわれるドナー歯の口腔外暴露時間が圧倒的に短くなっております。 自家歯牙移植について ←クリックするとブログに移動します。 気になる方は、お気軽に当院スタッフまでお尋ねください。 お待ちしております。(^^)/ 水野歯科クリニック 院長 水野敦之
インプラントについての考え方
当院のインプラントについての考え方をご説明します。 当院では基本的に保険診療を主軸と考えています。 歯がダメになった場合の治療の選択肢として よく言われるのが 1.ブリッジ 2.入れ歯 3.インプラント 4.自家歯牙移植 どれにしましょうか? とお話しするケースが多いです。 ただどの治療についても長所と短所があります。 ほとんどの方が保険診療を望まれていますが そのなかで今回はインプラントを勧めるケースについてお話しします。 どのようなケースかというと、ダメになった歯の隣の歯が一回も削っていない、もしくはほとんど治療をしていない歯があるケースです。 予防歯科の概念のひとつに、なるべく歯を削らない・最小限の治療介入 というものがあります。 ブリッジや部分入れ歯では、周りの健康な歯を削ったり負担をかけたりすることになります。 虫歯にもなっていない歯を削りたくないので、できればインプラントのほうがいいですよ。 ということをお伝えする場合があります。 ダメになった歯の隣の歯がすでに根の治療をされていたり、被せ物になっている場合はブリッジや入れ歯を勧めます。 もしくは保険診療で自家歯牙移植ができるケースはそのこともお伝えしますし、自費の移植のケースも説明したりします。 治療の選択肢はたくさんあります。 その中でどの治療法を選ぶのかは患者さんだと思います。 それを患者さんの 歯に対する価値観 経済的なもの 家庭や仕事環境 通院のしやすさ などすべてを考慮して歯科医師と患者さんと治療法を模索する。 それが私の考えるインフォームドコンセントです。 一方的に 治療法がこれしかない。 これ以外はできません。 それはおかしいと思います。 医科において、セカンドオピニオンの際ほかの選択肢を出せる先生もいるので、治療法は一つではないと思います。 気になることがある方は、お気軽に相談してください。 水野歯科クリニック 院長 水野敦之