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#災害対策

202301/20

治療・予防歯科

こんにちは、水野歯科クリニックです。 今日は入れ歯についての続きです。 入れ歯にも歯と同じように食べかすやプラーク(歯垢)がつきます。 毎日のお手入れで清潔にしておくことが大切です。 入れ歯のお手入れが不十分の場合に起こるトラブル ・口臭が発生しやすくなります。 ・口内炎の原因になります。 ・入れ歯に色素や歯石が沈着しやすくなります。 ・部分入れ歯の場合、ばねなどがかかっている歯がむし歯や歯周病になりやすくなります。 これらのトラブルを防ぐためにも、入れ歯と口のお手入れを行うことが大切です。 入れ歯に慣れるまでには時間がかかりますが、痛いことは慣れません。それを治すのは歯医者の仕事です。 入れ歯が慣れない。しゃべれにくい。違和感がある。 こういったことは入れ歯が自分の口に馴染むとほとんどの場合で解決します。 (少し時間がかかることもありますが、、、) しかし 噛むと痛い。すぐに外れる。入れ歯に物が入る。 これは歯医者が手を加えないと症状が改善しないケースが多いです。 当院では新しい入れ歯をすぐに作らず、今までの入れ歯を修正して安定したことを確認して、ご希望があれば新しい入れ歯を作るようにしております。 また、当院の取り組みの一つとして新しい入れ歯を作っていただいた方で、ご希望の方には入れ歯をスキャンしてデータ化しておくこともできます。(無料です) 万が一入れ歯をなくした場合に、データ化したものから入れ歯を作れば早くそして合いが良い入れ歯を製作することができます。 これは東日本大震災の際に避難後に入れ歯がなくて食事がしづらく栄養状態が悪くなりやすいという報告があり、近年いろんな歯科医院や技工所で行われている取り組みです。 東日本大震災被災地で、義歯(入れ歯)利用者の 17.3% が義歯を喪失した。喪失した被災者は、口腔の健康が 悪化する。 東北大学大学院歯学研究科国際歯科保健学分野 災害に関してはまた別の機会に詳しくお話しようと思います。 水野歯科クリニック 院長 水野敦之