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歯医者のレントゲンは安心☆

歯医者のレントゲンは安心☆

こんにちは、
水野歯科クリニックです。

虫歯や歯周病などの検査には、レントゲン撮影が必須ですが、
『放射線による被曝が心配!』と不安な方もおられるでしょう。

当院で歯科治療で行うエックス線撮影による被曝線量は次の程度になります。

歯科用CT:0.1mSv
歯科用パノラマエックス線:0.03mSv
デンタル撮影:0.01mSv

一般的に大きなレントゲンの撮影は1年に1回あれば十分ですので、自然被曝量にあまり影響を与えないと考えて良いです。

水野歯科クリニックでは、少しでも被曝線量を減らせるように、きちんとした計画のもと撮影を行うことを心がけています。

実は、日常生活を送っているだけでも放射線に被曝していることをご存知でしょうか?
これを「自然被曝」と言います。

歯科でレントゲンを撮影するよりも、東京―ニューヨークを飛行機に乗って旅行に行くほうがはるかに放射線を浴びているようです。
航路線量計算システム (JISCARD) 飛行機での宇宙被ばく線量を計算できるサイトでは、目的地を設定して宇宙被ばく量を計算できます!

また、愛知県でも空中の自然放射線を測定しており
原子力規制庁のウェブサイトにて10分毎に公表しています。
https://www.erms.nsr.go.jp/nra-ramis-webg/#
ちなみに4月21日の夜の一宮の結果です

よく言われているのは日本全国にあるパワースポットといわれる場所はかなり放射線量が強いことが知られています。

あと、患者様からよく質問として聞かれることは
「妊娠中でもレントゲン検査は大丈夫ですか。」
「子どもにレントゲン検査は必要ですか。」
「ほかの医院でレントゲンを撮影したけど短期間でまた撮影しても大丈夫か。」

基本的には鉛の入った防護エプロンをかけていますし上記のように線量が少ないので問題はないです。
また、歯ぐきやあごの骨の中を切開せず非侵襲的に検査する方法はレントゲン検査だけです。
被ばくによるデメリットより検査結果による有益性の方が上回ります。
https://www.aichi-med-u.ac.jp/hospital/sh15/sh1503/sh150301/sh15030101/sh15030101_16.html#:~:text=%E7%B5%90%E8%AB%96%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A8%80%E3%81%88%E3%81%B0%EF%BC%8C%E5%A4%A7%E4%B8%88%E5%A4%AB,%E7%9A%84%E3%81%AA%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82

いろいろと誤った情報がネットを駆け回っております。
冷静にきちんとしたプロの意見を参考にした方が良いと思います。

被ばく線量の比較 環境省
東京都歯科医師会
愛知県北名古屋市西之保犬井
歯科用CT認定医
院長 水野敦之

執筆者

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執筆者

水野 敦之

水野歯科クリニック 院長

石川県の大学病院の口腔外科で研修を終えた後、予防歯科中心の一般歯科医院で長年勤務。愛知県では矯正専門歯科医院の一般歯科治療を担当し、現在愛知県北名古屋市で開業。産婦人科医院で妊産婦にお子さんに向けての講演を行うなど医科歯科連携を積極的に行っている。デジタル歯科をいち早く海外より取り入れ「一本でも一日でも歯を残す」ことをモットーに日々診療を続けている。

経歴
朝日大学歯学部卒 / 金沢医科大学歯科口腔外科研修 / 医療法人浜野歯科医院勤務 / マリンみなと歯科勤務 / 医療法人瑞翔会栄駅前矯正歯科クリニック勤務
保有資格
厚生労働省 歯科医師臨床研修指導歯科医 / 日本外傷歯学会認定医 / 歯科用CT認定医 / 臨床スポーツ歯科医 / 日本糖尿病協会登録歯科医 / 口育士 / 3Dプリンター活用技術検定 / 潜水士
所属学会
日本歯科医師会 / 愛知県歯科医師会 / 西春日井歯科医師会 / 日本口腔インプラント学会 / 日本外傷歯学会 / 日本スポーツ歯科医学会 / 日本デジタル歯科学会 / 日本臨床歯科CADCAM学会 / 日本口育協会 / ADI先進歯科画像研究会 / 日本ACLS協会