オーラルフレイルとは 高齢者口腔機能評価推進研修会
こんにちは、
水野歯科クリニックです。
先日、令和5年度第3回高齢者口腔機能評価推進研修会がありましたので、今回は、オーラルフレイルについて紹介します。
オーラルフレイルは、口に関するささいな衰えを放置したり、適切な対応を行わないままにしたりすることで、口の機能低下、食べる機能の障害、さらには心身の機能低下まで繫がる負の連鎖がおきることに対して警鐘を鳴らした概念です。
老化は自然の摂理として起こる進行性の現象で、むせや食べこぼしといったオーラルフレイルの一つの症状も、“老化のはじめの一歩”と言えます。
老化(自然な衰え)とオーラルフレイルの違いは、オーラルフレイルが社会的問題(外出回数の減少など)、精神的・心理的問題(うつうつとした気分を持つ機会の増加など)と複合して生じている不自然な衰えであるところにあります。
オーラルフレイルは、フレイルと同様に早期に気付き対策を行うことによってお口の機能低下を緩やかにし、失われつつある口腔機能を回復させる可能性があることがわかってきました。
逆に、放置してしまうと老化以上に口腔機能の低下が進行してしまいます。
ここが、老化とオーラルフレイルとの大きな違いです。
ささいなことでも、我慢せずに、お気軽にご相談ください。
水野歯科クリニック
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院長
水野