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治療費を抑えて、精度は上げる 院内3DプリンターCTの力
3D・デジタル

治療費を抑えて、精度は上げる 院内3DプリンターCTの力

本日は、当院で行っているインプラント治療の「準備」について少しご紹介します。

インプラント治療を検討される際、「骨の厚みが足りない」と言われた経験はありませんか?
そういった難症例(サイナスリフトなど)において、当院ではCTデータ3Dプリンターを活用し、患者さま専用の「実物大・顎(あご)模型」を自院で作成しています。

なぜ模型を作るのか?

歯科用CTを使えば、モニター上で3D画像を見ることは可能です。
しかし、実際に手に取れる「模型」があることで、以下のようなメリットがあります。

✅緻密なシミュレーション: 手術前に骨の厚みや形を立体的に把握し、ミリ単位での予習が可能になります。

✅手術時間の短縮:迷いのないスムーズな処置ができるため、患者さまの身体への負担(腫れや痛み)を最小限に抑えられます

✅分かりやすい説明: 患者さまご自身の骨の状態を直接見ていただきながら、治療計画をご説明できます。

【写真】自院の3Dプリンターで製作した模型

こちらが当院で出力した顎模型です。複雑な上顎洞(サイナス)の形態も忠実に再現されています。

✅院内製作へのこだわり

通常、こうした模型製作は外部の技工所に依頼することが多く、その外注費用が治療費に上乗せされるケースが一般的です。
しかし当院では院内に3Dプリンターを導入し、外注コストをカットすることで、患者さまの費用負担を抑えています

さらに、当院で模型製作を担当するのは「3Dプリンター活用技術検定試験」(工学系の専門資格)の合格者です。
歯科治療に特化した知識だけでなく、工学的な精密造形技術も備えているため、より高精度な模型作成が可能になっています。

自院で作ることで、お待たせすることなく迅速にシミュレーションに移行でき、より精度の高い治療計画を立てることが可能です。

インプラント以外にも応用

この3D模型技術は、インプラント治療や骨造成(サイナスリフト)だけでなく、横向きの親知らずの抜歯自家歯牙移植(親知らずの移植)といった複雑な処置にも応用しています。
自家歯牙移植についてはこちら ”親知らず”の自家歯牙移植
インプラントと自家歯牙移植について 過去のブログ 
事前に骨や歯根の位置を正確に把握することで、より安全で確実な治療を実現しています。

「安全に、確実に、そして患者さまの負担を少なく」をモットーに、最新のデジタル技術を駆使して日々の診療に取り組んでいます。

インプラント治療や骨造成(サイナスリフト)、難しい抜歯や歯牙移植について不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

執筆者

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執筆者

水野 敦之

水野歯科クリニック 院長

石川県の大学病院の口腔外科で研修を終えた後、予防歯科中心の一般歯科医院で長年勤務。愛知県では矯正専門歯科医院の一般歯科治療を担当し、現在愛知県北名古屋市で開業。産婦人科医院で妊産婦にお子さんに向けての講演を行うなど医科歯科連携を積極的に行っている。デジタル歯科をいち早く海外より取り入れ「一本でも一日でも歯を残す」ことをモットーに日々診療を続けている。

経歴
朝日大学歯学部卒 / 金沢医科大学歯科口腔外科研修 / 医療法人浜野歯科医院勤務 / マリンみなと歯科勤務 / 医療法人瑞翔会栄駅前矯正歯科クリニック勤務
保有資格
厚生労働省 歯科医師臨床研修指導歯科医 / 日本外傷歯学会認定医 / 歯科用CT認定医 / 臨床スポーツ歯科医 / 日本糖尿病協会登録歯科医 / 口育士 / 3Dプリンター活用技術検定 / 潜水士
所属学会
日本歯科医師会 / 愛知県歯科医師会 / 西春日井歯科医師会 / 日本口腔インプラント学会 / 日本外傷歯学会 / 日本スポーツ歯科医学会 / 日本デジタル歯科学会 / 日本臨床歯科CADCAM学会 / 日本口育協会 / ADI先進歯科画像研究会 / 日本ACLS協会