5月6日は「ゴムの日」!
こんにちは、水野歯科クリニックです。
本日GW最終日の5月6日は「ゴムの日」だそうです。
完全に語呂合わせですね(笑)
ゴムについてですが、ゴムノキ(ゴムの木)の樹液(ラテックス)から作られる天然ゴムと人工的に合成される合成ゴムがあり。
ゴムノキとは、ラテックスを採取できる樹木の総称で、様々な種類が存在する。産業的に天然ゴムの原料として重要なパラゴムノキは、アマゾン川流域が原産で、名前の「パラ」は原産地であるブラジル北部のパラ州に由来する。現在、ゴムのプランテーションは多くが東南アジアで、マレーシア、インドネシア、タイの3ヵ国で全体の約70%の生産量となっている。
https://zatsuneta.com/archives/105061.html
雑学ネタ帳より
そうです。
なぜこのゴムを取り上げたかというと
医療従事者は診療の際にゴム手袋をしています。
しかし、このゴムはアレルギーが出やすく皮膚疾患を引き起こすことが知られております。
これをラテックスアレルギーと言います。
かくいう院長もラテックスアレルギーです。
昔はアレルギーが発症していなかったのですが長年診療に使っていたことによりついに症状が出てしまいました。
いままで全くそんな症状がなかったのですが、つい最近になりラテックスの手袋をすると手首に痒みと湿疹が出たので内科で検査をすると
アレルギーの陽性反応が出ました。
長年皮膚につけていたものがアレルギーになる。
これが経皮感作です。
https://www.machida.tokyo.med.or.jp/?page_id=11595
経皮感作について 町田歯科医師会より
なお、ラテックスアレルギーの有病率は、医療従事者で9.7%、頻回の手術歴を有する患者で7.2%、一般成人で4.3%の割合
ですので医療従事者はちょくちょく見かけます。
https://www.latex-gl.jp/ch11/
日本ラテックスアレルギー研究会より
この経皮感作ですが、ラテックスだけでなく金属でも起きることが知られており、
お笑い芸人の「なんて日だ!」と突っ込みをされる方も金属アレルギーを持っていることを公表されております。
ラテックスアレルギーはひどい方だと、ゴム手袋でさわられたところが赤くなり痒みが出てしまうぐらいです。
当院では院長がラテックスアレルギーということもあり、基本的にニトリルグローブという合成ゴムからできており天然ゴムのラテックスアレルギーの方でも使用できる手袋で診療を行っています。
歯科医院で治療のたびに頬や歯茎、舌がかゆくなるという方は一度ご相談ください。
院長
水野敦之