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キス。。。

キス。。。

こんにちは、水野歯科クリニックです。

以前、子供の虫歯について書かせていただいたときにキスのことに少し触れました。

歯周病はキスで感染することがあります。
理由は、キスという行為は唾液の交換でもあるからです。

口の中には多かれ少なかれ毒性の高い低いにかかわらず歯周病菌が存在します。

キスでは高確率で互いの唾液が交わるため、歯周病菌も一緒に口内に侵入してきます。
つまり、唾液が交わるような行為であれば、キス以外でも歯周病の感染は起こり得ます。

代表的なのは食器の使い回しです。
もちろん飲み物の回し飲みや、食べ物の交換も歯周病の感染リスクを高めます。
歯周病の方がいるご家庭では、食器やコップの使い回しに特に注意しましょう。
というように一時期
カトラリー・皿・コップの使い回しをするのはやめましょう。
と言われ続ける時期がありました。
ただ、歯周病に感染したからといって必ずしも発症するとは限りません。

歯周病はキスで感染するって本当?歯周病の仕組みや予防方法を紹介

とある大阪の国立大学では入学式に歯学部長の先生がこんな話をするそうです。

「みなさん、ご入学おめでとうございます。ここに入学するためにたくさんの努力をして、たくさん我慢をしてきたと思います。」
「その我慢の中には恋愛もあったでしょう。でもキスは歯周病菌の交換です。パートナーの方が歯周病菌の検査をしていないのであればサランラップをしてキスをしてください。アルミホイルでは破れますので気を付けてください。」

そういって毎回爆笑をとるそうです。

お祝いとユーモアを合わせた素晴らしいお話だと思います。

コロナ禍の落ち着きをみせた春がもうすぐです。

みなさん、キスをするときは気を付けて(笑)

水野歯科クリニック