あいうべ体操
こんにちは、水野歯科クリニックです。
あなたの舌は、口を閉じるとどこに接していますでしょうか?
いつも口がポカンと空いている、口呼吸をしていませんか?
今日は「あいうべ体操」をご紹介します。
あいうべ体操とは、口呼吸を鼻呼吸に改善していく簡単な口の体操です。
いつでもどこでも誰でもできる「あいうべ体操」は食後に10回、一日30回を目安に地道に続けると、舌や口の周りの筋肉がついて自然に口を閉じることができ鼻呼吸ができるようになります。
口呼吸だとほこりや細菌・ウイルスなどが含まれた外の空気が直接肺や扁桃に当たり感染や炎症が起こりやすくなります。
一方、鼻呼吸だと繊毛(鼻毛)などが網目のようにあるため、肺や扁桃に当たる前にホコリや細菌たちをキャッチしてくれます。
また、鼻腔はウイルスにとって天敵の湿度が高いため、鼻呼吸をするだけで自然のマスクをしていることになります。
そのため、この時期に怖いインフルエンザにも予防効果があります。
以前私が勤務していた歯科医院の院長が校医をしていた小学校では、あいうべ体操を児童に指導をしていました。
すると、周りの小学校に比べインフルエンザで学校を休んだりする子や学級閉鎖になるクラスが少なくなったと校長先生から後日報告があったそうです。
あいうべ体操のやり方は、次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。
(1)「あー」と口を大きく開く
(2)「いー」と口を大きく横に広げる
(3)「うー」と口を強く前に突き出す
(4)「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
(1)~(4)を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けます
あいうべ体操 考案者
みらいクリニック院長
内科医 今井一彰先生
https://mirai-iryou.com/aiube/
https://www3.dental-plaza.com/archives/3774
水野歯科クリニック
院長 水野敦之