くちびるの荒れとドライマウス
こんにちは、水野歯科クリニックです。
空気が乾燥する冬は、お肌やくちびるにとっても大敵な季節です。
けれども、くちびるが荒れる原因はそれだけではなく、ドライマウスが関連していることもあります。
ドライマウスの一般的な症状としては、舌が乾燥でビビ割れる、口の粘膜が乾燥してカラカラになる、口の中がねばねばするなどが主な症状ですが、くちびるの乾燥も症状の一つとして現れます。くちびるの乾燥がひどくなると、カンジダ菌が増殖したり、口唇炎や口角炎などを引き起こすこともあります。
くちびる自体には、汗腺や脂腺もないために、もともと水分を保湿する力が弱く、くちびるのうるおいは唾液腺の働きによって保たれています。
くちびるの乾燥を防ぐためには、リップクリームなどによる上からの保湿だけでなく、口の中を十分に潤すことも大切です。
唾液腺マッサージや口腔ケア体操などで、唾液の分泌を活発にしてお口の乾燥が改善されれば、くちびるの乾燥も改善されていきます。
https://www.houmonshika.org/oralcare/c136/
また最近ではマスク生活による影響もあると示唆されています。
ストレスがたまったり、乾燥していると、唇を舐めてしまう方も多くいらっしゃいますが、唇を舐めないようにしましょう!!
水分補給をこまめにとったり、ストレス発散も心がけたいですね。
水野歯科クリニック
薬剤師・第二種歯科感染管理者
水野明里